木質バイオマスボイラーの有効性について
このセミナーでは、竹田市のバイオマスタウン構想を基に、林地残材を活用した副業型の新たな仕組みと人材育成による起業や創業、および新たな産業による雇用の拡大を目指しています。
山林所有者などによる『集材・運搬』の担い手を育成し、民間事業者が建設を予定している中間施設(木質燃料化施設)で「薪」や「チップ」、「ペレット」などに加工し、まずは公営の温浴施設などが木質ボイラーを導入するなど地域内の森林資源の有効活用を推進してきました。
去る、8月29日(木)13:30〜15:30、竹田商工会議所会議室に於いて、H25年度第3回目の森林バイオマス活用人材育成セミナーを開催しました。
今回のセミナーは上流、中流、下流部分を含めた『木の駅プロジェクト協議会(仮称)』を立ち上げる準備作業として開催しましたが、本年4月から稼働している「荻の里温泉」の薪ボイラーの現状を社長である管八郎氏より報告して頂きました。


↑セミナーの様子
導入してわずか5か月余りですが、当初の予想を超える燃料経費削減効果が出ていることが報告され、木質バイオマスボイラー(薪)の有効性や導入効果に関心が集まりました。
ボイラー操作や関わる人など現場の工夫や経営努力が実ったものですが、これまで学んできた先進地の例のみではなく、市内で実証されていることは大いに参考になり、久住高原荘や花水月などの公営の温浴施設への導入が期待されます。
大きな施設投資を必要としない、「薪」の取り組みに地域であるいはグループで取り組んでみませんか?
環境・エネルギー分野、木質バイオマス
の取り組みについてのお問合せは

活性化推進室 環境・エネルギー分野担当:児玉、野仲まで